- 病院指標
- 医療の質指標
- 当院を令和5年4月1日~令和6年3月31日までに退院した患者さんを集計対象としています。
- 集計期間内に同一人物が複数回入退院した場合、延患者数として数えます。
- 集計対象が10件未満のものは、非表示[-(ハイフン)]となっています。
- 手術の集計においては、特定の手術を受けた患者さんは集計に含みません。
- 以下の条件は集計対象外となっています。
A) 自費診療・労災・自賠等の医科保険以外の保険を使用した患者さん。
B) 入院した後24時間以内に死亡した患者又は生後1週間以内に死亡した新生児
C) 臓器移植(『厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法の一部を 改正する件(平成28年厚生労働省告示第88号)』に規定) - 2024/9/27 令和5年度年度病院指標を掲載
- 2024/10/21 医療の質可視化プロジェクト結果を掲載
令和5年度 市立大町総合病院 病院指標
診断群分類とは
入院における患者さんの病名と行われた医療行為等の組み合わせにより、様々な状態の患者を分類するものです。
集計対象
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 79 | 28 | 34 | 24 | 64 | 141 | 257 | 638 | 743 | 514 |
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | 92 | 25.08 | 20.60 | 2.17% | 87.28 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 80 | 19.44 | 13.52 | 0.00% | 86.34 | |
050130xx9900x0 | 心不全-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:0-他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 60 | 28.47 | 17.38 | 1.67% | 87.10 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 43 | 2.05 | 2.61 | 0.00% | 68.28 | |
100380xxxxxxxx | 体液量減少症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 25 | 11.08 | 10.60 | 0.00% | 86.00 |
誤嚥性肺炎や尿路感染症、心不全を多く受け入れています。いずれにおいても、超高齢者に多い疾患です。
平均在院日数が全国に比べて長いのは、合併症患者が多く、数多い基礎疾患を持ち合わせて重症化する場合や、自宅退院に向けた準備や調整に時間がかかる傾向にあることが考えられます。
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040100xxxxx00x | 喘息-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 | 17 | 4.71 | 6.37 | 0.00% | 3.71 | |
040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 11 | 4.36 | 5.96 | 0.00% | 1.18 | |
180030xxxxxx0x | その他の感染症(真菌を除く。)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 | - | - | 8.61 | - | - | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | - | - | 5.86 | - | - | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | - | - | 5.64 | - | - |
令和5年度の小児科での入院患者の多くが、小児喘息の患者さんでした。
感染症が疑われる患者さんに対して、感度の高い検査装置にて網羅的、かつ迅速に遺伝子検査を行うことで、原因となる細菌やウイルスが診断でき、治療の最適化を図っています。
集計件数(患者数)が10件未満のものは、非表示となっています。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060035xx99x6xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:6あり-副病:0-0 | 28 | 4.18 | 4.42 | 0.00% | 64.07 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上)-ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 25 | 7.56 | 4.55 | 0.00% | 75.20 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 | 22 | 11.64 | 8.95 | 4.55% | 80.59 | |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)-内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 15 | 2.20 | 2.61 | 0.00% | 72.47 | |
060035xx99x7xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍-手術なし-処置1:0-処置2:7あり-副病:0-0 | 12 | 3.17 | 4.72 | 0.00% | 83.75 |
当院の外科は、主に消化器系の疾患を扱っています。
ヘルニアとは、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態を指します。その中でも多い鼠径ヘルニア(いわゆる脱腸)の患者を多く治療しました。
超高齢者の方が多いため在院日数は全国平均よりも長くなっています。
また、化学療法目的の入院治療も行っています。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折-人工骨頭挿入術 肩、股等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 35 | 51.97 | 25.50 | 0.00% | 84.80 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。)-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 13 | 26.08 | 19.34 | 0.00% | 73.54 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 | - | - | 4.76 | - | - | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | - | - | 19.27 | - | - | |
070343xx99x0xx | 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | - | - | 13.92 | - | - |
整形外科では、転倒、転落による骨折で受診される方が多く見られます。
入院後は早期からリハビリテーションを行い、自宅退院に向けた日常生活動作の維持や改善を図っています。
超高齢の方が多いため在院日数は全国平均よりも長くなっています。
集計件数(患者数)が10件未満のものは、非表示となっています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0 | 19 | 2.00 | 2.03 | 0.00% | 69.47 | |
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:4あり-副病:なし-発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 16 | 16.00 | 15.70 | 18.75% | 68.69 | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷-その他の手術あり-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 | 16 | 15.75 | 9.88 | 0.00% | 81.38 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:なし-0 | 12 | 7.00 | 8.38 | 8.33% | 63.75 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)-手術なし-処置1:なし-処置2:なし-副病:なし-0 | 11 | 29.91 | 19.09 | 9.09% | 74.09 |
当院では、睡眠時無呼吸の診断・治療に力を入れており、脳神経外科や内科で検査をおこなっています。頭部外傷による慢性硬膜下血腫等の入院患者さんも多く、穿孔洗浄術や血腫除去術を実施しております。合併症の方も多いため全国平均よりも長い入院期間となっております。
また、脳梗塞や脳出血による入院も多く、必要に応じて高次機能病院やリハビリテーション病院と連携して診療を行っています。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患-手術あり-処置1:0-処置2:0-副病:0-片眼 | 87 | 2.01 | 2.54 | 0.00% | 77.44 |
眼科では白内障手術を目的とする患者さんが入院します。
当院では、両眼の同日手術は行っておらず、異なる日時で片眼ずつの手術を行うため、合計の患者数が多くなっています。
集計件数(患者数)が10件未満のものは、非表示となっています。
皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080010xxxx0xxx | 膿皮症-手術なし-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 | 13 | 18.15 | 12.88 | 0.00% | 69.23 | |
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)-皮膚悪性腫瘍切除術等-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | 12 | 6.83 | 7.22 | 0.00% | 86.25 | |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物-皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等-処置1:なし-処置2:0-副病:0-0 | - | - | 3.93 | - | - | |
080110xxxxx0xx | 水疱症-手術なし-処置1:0-処置2:なし-副病:0-0 | - | - | 28.98 | - | - | |
080190xxxxxxxx | 脱毛症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | - | - | 3.31 | - | - |
令和5年度より皮膚科医師が常勤となり、様々な皮膚疾患を診ることが可能となりました。
蜂窩織炎に代表される皮膚感染症や皮膚の悪性腫瘍での入院が大多数を占めます。
入院していただいて早い時期から治療を開始することで、重症化や後遺症の予防を行っています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍-手術なし-処置1:あり-処置2:0-副病:0-0 | 44 | 2.21 | 2.44 | 0.00% | 73.82 | |
110070xx02xxxx | 膀胱腫瘍-膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術+術中血管等描出撮影加算-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 28 | 6.18 | 6.78 | 0.00% | 74.11 | |
11012xxx02xx0x | 上部尿路疾患-経尿道的尿路結石除去術-処置1:0-処置2:0-副病:なし-0 | 14 | 4.36 | 5.22 | 0.00% | 68.50 | |
110200xx02xxxx | 前立腺肥大症等-経尿道的前立腺手術等-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | 11 | 6.55 | 7.75 | 0.00% | 73.45 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症-手術なし-処置1:0-処置2:0-副病:0-0 | - | - | 13.52 | - | - |
前立腺の悪性腫瘍を検査する場合や、膀胱の悪性腫瘍、尿路結石の治療を目的に入院する患者さんが多くを占めています。手術を受ける患者さんは、クリニカルパスが適用され、全国と比較しても変わらない入院期間で退院となっています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 37 | 1 | 8 |
大腸癌 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 87 | 2 | 9 |
乳癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 16 | 1 | 8 |
肺癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 12 | - | 1 | 8 |
肝癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院では消化器内科、呼吸器内科、消化器外科の専門医がおり、内視鏡手術、腹腔鏡手術を用いた非侵襲的な治療や術前術後の抗がん剤治療を行っています。 早期診断に心がけ、患者さんの状態に合わせた治療方針の提案をし、場合によっては専門病院へ紹介を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | - | - | - |
中等症 | 51 | 12.10 | 84.06 |
重症 | 12 | 20.58 | 87.83 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
市中肺炎とは、病院外で日常生活をしていた人が発症した肺炎のことです。症状や年齢により重症度を区分しています。年々重症度の高い患者の入院が多くなっています。年齢が高くなるほど重症化のリスクは高くなる傾向にあります。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 75 | 32.80 | 79.55 | 5.88% |
その他 | 10 | 187.60 | 82.90 | 2.35% |
2次医療圏内唯一の脳神経外科であり、高齢化率の高い地域のため、発症直後の患者さんが多く搬送されます。
また、必要に応じ高次機能病院と連携して診療を行っており、急性期の治療が終了した患者さんのリハビリテーションの実施などの回復期医療も行っています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 46 | 0.74 | 2.02 | 0.00% | 68.74 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 25 | 2.32 | 16.28 | 4.00% | 86.48 | |
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) | - | - | - | - | - | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) | - | - | - | - | - | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | - | - | - | - | - |
内視鏡による大腸ポリープ切除術が最も多くなっています。また、胆道の通過障害をおこしている胆管結石や胆道狭窄に対して、内視鏡によって治療する手術も多く行っています。
集計件数(患者数)が10件未満のものは、非表示となっています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 17 | 0.41 | 1.59 | 0.00% | 72.35 | |
K6113 | 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) | 16 | 0.94 | 7.13 | 0.00% | 65.50 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 15 | 1.00 | 5.07 | 0.00% | 73.47 | |
K7193 | 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) | 13 | 7.31 | 22.46 | 0.00% | 74.23 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 11 | 0.64 | 7.91 | 0.00% | 66.00 |
抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置術は、長期にわたって化学療法を行う患者さんに対して行う手術です。皮膚の下にチューブを埋め込み薬剤を投与するために行う手術です。
術式は、患者さんの状態を考えて、開腹手術もしくは腹腔鏡下手術を選択します。腹腔鏡手術とは傷が小さくて身体への負担が少なく、整容性にもすぐれている治療として発展してきた手術です。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) etc. | 25 | 4.56 | 43.60 | 0.00% | 84.64 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 12 | 5.33 | 48.17 | 0.00% | 83.42 | |
K0732 | 関節内骨折観血的手術(手) etc. | - | - | - | - | - | |
K0462 | 骨折観血的手術(下腿) | - | - | - | - | - | |
K0821 | 人工関節置換術(股) etc. | - | - | - | - | - |
整形外科の主要な手術は、超高齢者が多い地域であることから、人工骨頭挿入術を多く実施しました。
集計件数(手術件数)が10件未満のものは、非表示となっています。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭) | 18 | 1.83 | 15.89 | 5.56% | 81.00 | |
K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | - | - | - | - | - | |
K1641 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜外) | - | - | - | - | - | |
K1742 | 水頭症手術(シャント手術) | - | - | - | - | - | |
K189 | 脊髄ドレナージ術 | - | - | - | - | - |
脳神経外科の主要な手術は、硬膜下血腫に対する穿孔洗浄術や血腫除去術となっています。穿孔洗浄術は比較的身体に負担をかけずに手術が可能で早期から症状の回復が期待できるため、短期間で治療が完了します。しかし、転倒により血腫となる高齢の方も多く、日常生活動作改善を目的とするリハビリテーションが長いため、術後の平均在院日数は長くなっています。
集計件数(手術件数)が10件未満のものは、非表示となっています。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) | 87 | 0.00 | 1.01 | 0.00% | 77.44 |
白内障に対する水晶体再建術を主に行っています。
当院では、両眼の同日手術は行っておらず、異なる日時で片眼ずつの手術となるため、合計の患者数が多くなっています。
集計件数(手術件数)が10件未満のものは、非表示となっています。
皮膚科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 12 | 0.00 | 5.83 | 0.00% | 86.25 | |
K0053 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4cm以上) | - | - | - | - | - | |
K0062 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) | - | - | - | - | - | |
K0022 | デブリードマン(100cm2以上3000cm2未満) | - | - | - | - | - | |
K0052 | 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) | - | - | - | - | - |
皮膚悪性腫瘍や脂肪腫の手術を多く行っています。腫瘍切除する場所や大きさによっては、植皮術を併せて行っています。
デブリードマンとは、壊死した組織を除去するために行う手術です。
集計件数(手術件数)が10件未満のものは、非表示となっています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用 パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) | 26 | 1.15 | 4.04 | 0.00% | 74.58 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) | 14 | 1.00 | 2.36 | 0.00% | 68.50 | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) | 11 | 1.09 | 4.46 | 0.00% | 73.45 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | - | - | - | - | - | |
K7981 | 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) etc. | - | - | - | - | - |
膀胱癌及び腎・尿路結石の手術が多くなっています。経尿道的手術とは、尿道から手術用内視鏡を挿入し、病変を切除したり、結石を取り除いたりする内視鏡的手術のことです。病状の進行や患者さんの状態によって手術の方法を判断します。
集計件数(手術件数)が10件未満のものは、非表示となっています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 22 | 0.87% |
異なる | - | - |
入院契機が「同一」とは入院の時点ですでにその傷病名と診断されて入院となった患者さんを表します。
敗血症とは、細菌、ウイルス、真菌が血液中に入って全身に回り、臓器不全など全身症状をともなう病気のことを言います。無治療ではショック、播種性血管内凝固症候群(DIC)、多臓器不全などから死に至る病気であり、早急な診断と治療を必要とします。まず敗血症を疑った場合、血液検査や血液中の細菌検査等を早急に行いガイドラインに則った治療を開始します。合併症が多く、基礎疾患に多くの病気をお持ちの方が多いため、診断されると入院が長期化する事が多いです。
また、手術・術後の合併症については、尿管カテーテル留置に伴う尿路感染症や透析患者さんの透析シャント閉塞などがあります。
集計件数(手術件数)が10件未満のものは、非表示となっています。
医療の質指標
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院患者数(分母) | 分母のうち、肺血栓塞栓症の予防対策が実施された患者数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 |
---|---|---|
159 | 156 | 98.11% |
当院では、肺血栓塞栓症の予防に努め、安心して治療を受けていただける環境を整えています。
血液培養2セット実施率
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に2件以上ある日数(分子) | リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率 |
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1500 | 1,175 | 78.33% |
血液培養とは、患者さんの血液を採取し、その中に細菌などの病原微生物が存在するかを調べる検査です。
感染症が疑われる場合、特に敗血症や菌血症などの全身的な感染症を早期に診断するために行います。血液培養を2回行うことで、検出される細菌の可能性が高まり、より正確な診断が可能になります。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院患者数(分母) | 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子) | 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率 |
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170 | 159 | 93.53% |
広域スペクトル抗菌薬とは、複数の種類の細菌に対して効果がある抗菌薬で、感染の原因となる特定の細菌がわからない場合に使用されることがあります。その際細菌培養を実施することで、感染症の原因となっている具体的な病原菌を確認し、適切な抗菌薬への切り替えの判断をします。これは、耐性菌の発生を抑制し、患者さんに適切な治療を提供するために重要な手段です。 更新履歴
医療の質可視化プロジェクト
「医療の質可視化プロジェクト」は、当院を含む全国の協力病院が提出した「医療安全」「感染管理」「ケア」に関連した代表的な指標を計測・可視化することで、医療の質向上を目指すものです。
当院の入院患者さんは高齢層が多く、全体の約半数が80歳以上の方で占めています。
当院が位置する大北医療圏の2040年の65歳以上の割合(高齢化率)は45.8%、75歳以上の割合(超高齢化率)は28.1%と予想され、超高齢化率の上昇は深刻な状況に変わりありません。